京都 祇園祭 きょう前祭巡行、夕方から神幸祭

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京都 人の波、沸き立つ 祇園祭前祭・宵々山 / 京都<祇園祭>23基、巡行待ち遠し 宵々々山 」

祇園祭・前祭(さきまつり)の山鉾巡行が17日、京都市中心部で行われる。午前9時に下京区四条通烏丸を出発する長刀鉾を先頭に、今年の「山一番」の山伏山、白楽天山、孟宗山と続く。最後尾は船鉾が進む。前祭の山鉾は23基で、後祭(あとまつり)の10基は24日に巡行する。

 八坂神社(東山区)の祭神を載せた神輿(みこし)を四条御旅(おたび)所(下京区)に運ぶ神幸祭は、午後6時半ごろに石段下で3基そろって差し上げがある。寺町通より東にある氏子地区を練った後、御旅所に入る。


 前祭の山鉾の巡行順は次の通り。

 (1)長刀鉾(2)山伏山(3)白楽天山(4)孟宗山(5)函谷(かんこ)鉾(6)太子山(7)四条傘鉾(8)占出(うらで)山(9)月鉾(10)芦刈(あしかり)山(11)蟷螂(とうろう)山(12)保昌(ほうしょう)山(13)鶏鉾(14)伯牙(はくが)山(15)綾傘鉾(16)霰(あられ)天神山(17)菊水鉾(18)木賊(とくさ)山(19)郭巨(かっきょ)山(20)油天神山(21)放下(ほうか)鉾(22)岩戸山(23)船鉾
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参考

前祭巡行、夕方から神幸祭 祇園祭
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京都 祇園祭・山鉾巡行 雨も上がり懸装品カバーが外される

祇園祭・前祭(さきまつり)の山鉾巡行が7月17日、行われた。

  山鉾が連なる四条通


  山鉾巡行は、夕方から行われる神幸祭(神輿渡御)に先立って行われる行事。8時過ぎに強い雨が降ったため、昨年に続き雨の中の巡行かと思われたが、巡行が始まる9時ごろには雨が上がった。

  天の岩戸伝説を題材にした「岩戸山」は、巡行時に屋根の上に伊弉諾尊(イザナギノミコト)の人形が乗っていることで知られている。四条新町付近でカバーを外し、手にしている三つ叉の鉾(ほこ)も取り付けられた。

  カマキリのからくり人形が人気の蟷螂(とうろう)山も透明なカバーを外し、カマキリの触角などの部品が取り付けられる度に歓声が上がった。からくりの準備が整い、カマキリが羽を広げると歓声がひときわ大きくなり沿道の観衆を喜ばせた。

  神幸祭は16時から、18時に神輿渡御出発式が八坂神社で行われる。

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京都 祇園祭 山鉾巡行


京都・祇園祭のクライマックス「前祭」の山鉾巡行が始まり、きらびやかな飾りをつけた山と鉾が都大路を練り歩きました。

午前9時過ぎ、先頭の長刀鉾に乗ったお稚児さんによる「しめ縄きり」のあと、23基の山と鉾が京都の市街地をゆっくりと進みました。見せ場は、曳き手が音頭にあわせ方向転換する「辻回し」です。17日は3連休の中日ということもあり、警察の発表では、去年のおよそ3倍の19万人が訪れているということです。山鉾巡行は、おととしから、「前祭」と「後祭」に分けられていて、「後祭」は1週間後の24日です。
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